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中学受験は「なんとなく」ではやり切れません。お子様が長く厳しい勉強を乗り切っていけるだけのモチベーション、つまり目標校の設定が必要です。

目標設定はできるだけ早い時期に、せめて5年生の春くらいまでにはやっておきたいところです。大切なことは、お子様自身が『なぜその学校に行きたいのか』を納得することです。最終的な志望校選定では、もちろんお子様の学力水準を無視することはできませんが、早い時期での目標設定では、むしろその学校の教育方針や特色、クラブ活動などをお子様にわかりやすく説明して、お子様の顔が輝くような学校を選んでください。学校説明会や文化祭などには、4年生くらいからお子様と一緒に積極的に足を運んでください。その後目標が変わってもかまいません。

目標がはっきりしている生徒としていない生徒の吸収力は天と地ほどに違います。目標のない努力はできないのです。

中学受験では、お子様の学習習慣、さらには生活習慣が合否を分けます。
自己管理能力に乏しい小学生を毎日机に向かわせるという意味では、
毎週末の週例テストは目前の小さな目標として良い指針となります。

解けなかった問題の解き直しや
苦手な単元のおさらいなど
自分の弱点を正確に把握し
補強する習慣は中学受験には
不可欠な要素です

お子様に「勉強させる」のではなく、「お子様ととも目標に向かって行く」という意識を保護者の方に持っていただきたいのです。お子様の学習状態には良いときも悪いときもありますが、悪いときこそ明るく励ましてあげてください。お子様と同じ方向を向いて、喜びも苦しみも共有することで、お子様は親から勇気をもらいます。

親の取り組み方一つで、中学受験は
お子様にとって楽しいものにも苦しいものにもなるのです。

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